かかりつけの皮膚科医

幼少期から患っている口唇ヘルペスがあり、皮膚科にかかりつけ医がいます。工務店の社長に紹介してもらい、コンサルティング会社で知り合った、大抵忙しさなどによるストレス状態が原因で口唇ヘルペスが出てきてしまい、受診することになるため、主治医の先生とお会いするときは先生もカルテを見てすぐに「この患者は口唇ヘルペスの症状で来ている可能性が高い」と分かっていらっしゃるようです。ある日酔っ払ってトイレに行った父が、ふらついてドアを壊してしまいました。その翌日、知り合いの業者へ電話し修理の依頼をする父。とにかく早く修理してほしいと、在庫があるドアを取り付けてもらうことになりました。我が家は田舎、築約30年、床や建具(ドア)の色味は濃い木目調。在庫があると持って来ていただいたドアは、明るい木目調でした。しかし、四の五の言ってはいられません。とにかく急いで宝塚のトイレつまり専門業者へ電話をしました。何と言ってもトイレのドアが無い(閉まらない)のですから。我が家の間取りは廊下にトイレがあって、玄関からも寝室からも近いです。どうにかしたら、玄関から少し覗けばトイレ内が見えてしまいます。しょんぼりしている父を責めるわけにもいかないので、そのまま色味が違うドアを取り付けていただきました。ドアは業者さんの手で、わずか20分程で付け替えが完了しました。お金がいくらかかったのか。それは父が業者さんにお願いして、「家族には言わないでくれ」と頼んだようです。父は、最後にこっそり封筒に入ったお金を業者さんへ手渡ししていました。未だにいくらかかったのか、家族は知りません。色味のまったく違うトイレのドアは家の中で浮いているように見えますが、ドアを見る度バツの悪そうな父の顔を思い出し、家族の思い出としてそれはそれでいいな、と私は思っています。その為、診察開始時に「いつから症状がでていますか?」という風に話してくださいます。こちらも、口唇、つまり唇の端に大きなヘルペスができていて話すことすら億劫になってしまっていますから、診察中の会話がスラスラ最低限に進んでいくのがすごくありがたいです。患者の症状が診察に来た段階上である程度把握されている、これがやはりかかりつけ医のすごく良い点だと感じます。また、口唇ヘルペスにたいしても診断がはっきりされていて、症状が出て早めに病院に診察にうかがえた時では抗生剤などの服薬で水泡にならないと思います、というようにかなり詳細にどうやって快方に向かっていくかについてを話してくださるのが安心できます。また、皮膚科の先生ということもあってその他の肌の異常を見つけるとニキビであってもすぐに診てくださいます。それもすごくありがたいです。